フジツボ技研・セダリス

藤壺技研 セダリス 

2002年11月作成

近況報告:我がアコード5年目の車検を受けてきました。費用は11万円強でした。交換したのはブレーキフルードとバッテリーだけです。バッテリーは40%引きで1万2千円でした。下回り洗浄とシャシーブラックは省きました。この車検で、ブレーキパッドの残りが4mm程度で、半年後くらいには交換した方がよい、というのと全てのブレーキローターのエッジに錆が発生していているので、パッドも汚れてよくないので、パッドと一緒に交換した方がいいといわれました。ローターは1枚8千円もするので、パッドと共に交換すると、工賃込みで6万円くらいになりそう…。そんなわけで、サスを換える前にブレーキ系統を交換することになりそうです。パッドはこの際純正ではなく車外の物にするつもり。ともあれ、加速不良も対策ROMで直り、車は快調そのものでなによりです。


マフラーを選ぶ

 さて本題です。アコードに乗り換えて半年、色々ネットで情報を得て、いくらか知識はついてきました。それと共に、ノーマルに不満を覚え始めたのも事実です。車高に関しては、Vitz乗りの友人ふじさんや、高校時代の友人なべ氏、ほか車好き色々な人に「車高高いなぁ」といわれるし。マフラーもノーマルのは真っ黒で愛想のない2本のパイプが突き出てるだけです。古いアコードやシビックだって、マフラーカッター付いてるのに、このCFだけは付いていません。新型に至っては、まるで車外マフラーみたいなレーシーなカッター付いてるのに…。この車の車高が高いっていわれる原因の一つは、リアが尻上りなことだろうか。この尻上りのデザインのおかげで、マフラーも横からでも真っ黒なタイコが丸見え。コイツはマフラー変えないと…

 そんなわけで、ネットで情報収集しつつ、マフラーの選択肢を絞りました。

 自分が求めるマフラーは、爆音ではない事、低速トルクが犠牲にならないこと、最低地上高が下がらない事、この3つでした。そんなわけで、砲弾型は自然と候補から外れました。砲弾型の形状そのものは嫌いではないのですが、インナーサイレンサーをつけないと爆音、かつインナーをつけた状態ではあまり回してはいけない、ってのが嫌でした。いちいちインナーを取り外しするのは面倒ですから。

 で、以下の4つが最終候補に上がりました。

 いづれも後付けマフラーとしては、静かな部類に入るものです。全てJASMA車検対応です。
 まずホンダアクセスですが、純正OPの物だけあって、一番無難な感じです。ただ、ディーラー経由でないと基本的には買えないみたいなので、値引きはあまり期待できません。となるとあえて候補に入れる必要はなさそう。
 次に藤壺ですが、車外マフラーのメーカーとして実績があり、安心できます。音量も純正とほとんど変わらないようで、カタログでも1dB上がるだけのようです。仕上げも非常に良いみたいです。リアタイコのみの交換タイプとしては割高なのが難点。
 タナベは中間タイコからの交換となります。こちらも音量はそこそこみたいですが、なにぶんアコードトルネオ装着に関する情報が少なかったです。
 無限もリアタイコのみ交換としては、かなり割高です。セダリスより高く、独自のツインループ構造により、マッドガード装着車はガードの加工が必要になります。ちなみにやまろのアコードはマッドガード装着車です。

 こんな感じで、最終的には藤壺かタナベになりましたが、タナベのほうが情報が少ないというのと、セダリスに悪い話を聞かない、また藤壺の製品は仕上げが美しいってのが決め手になり、藤壺を選択する事になりました。CFアコードSiRは、セダリスのみとなります。

 購入先はカーパーツ楽天店で、定価の3割引でした。装着は、メガネレンチを持っていないのと、純正マフラーのネジがあまりにも硬く、自分では外せなかったため、ディーラーに依頼しました。ディーラー工賃は4200円でした。


リアビュー。肉厚でステンレスの輝きがいい感じです。 


インプレ(装着後すぐ)

 ディーラーで装着してもらった帰り道、早速インプレ開始です。まず音ですが、非常に静かです。窓を閉めた状態では、純正と変わらない感じで、車内には音が入ってきません、ちょっと拍子抜けした感じです。窓を開けてみると、かすかに太い音がしますが、ロードノイズにかき消されてわかりづらい感じ。音が反響するトンネル内でも特に変わりません。走りのほうですが、純正に比べ、若干低速トルクが上がった感じです。今まで3速で上がっていた坂も、4速でも上っていきます。といっても、劇的に変わるわけではないです。試しに高回転まで回してみましたが、エンジンノイズの方がうるさい感じで、マフラーがうるさく感じる事は一切ありませんでした。アイドリング音は、太目の音で自分の好みです。大人の音って感じです。


インプレ(装着後1000km)

 装着後1000km経過しました。この間、高速でぬおわkm/h出したり、結構ハイカムまで回したりしたんで、音量も新品時よりは大きくなりました。と言っても全体的には静かな感じですが。音は回転数が変化する時にもっとも大きな音がする事がわかりました。アクセルを吹かした時の音がたまらないです。低音の効いた音で、高校の時の部活の顧問が乗っていたBMWのエキゾーストっぽい音です。音が少し大きくなったせいか、停車時のアイドリングで、リアトレイ付近でビビリ音がする事があります。この辺は車外マフラーに交換したんで割り切ってますが。回転の更け上がりが、新品時に比べて若干良くなった感じです。回転フィールも気持ちいいです。
 タイコのステンレスもいい感じに焼けてます。ただ、全体的に焼けてるのではなく、タイコの後ろの方が帯状に焼けてる感じですね。


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